グリッド・トレードは一定の値幅の下落で買い、一定の値幅の上昇で売り、を繰り返します。
既に買いのある価格は重ねて買いませんが、価格上昇で売却された場合、再びその買い価格になると買います。
グリッド・トレードはトレードの始まりの価格、資金量で1回の買い下がりの値幅が確定します。
例えば、1000円の株式(1株ずつ買えるとします)に対し1万円持っていれば、100円刻みで1000円ずつ買うことができます。
開始時点で、100円まで値下がりしても破綻しない売買方が確定しているのです。
でも、100円まで下落して500円までしか価格が戻らなかったら?
問題ありません。例えば、100円→300円売り、100円に再度下落→100円で買い、を繰り返すことで「時間とともに利益が増えていく」のです。
株価が回復しなくても、やがて利益が元金の1万円を超えれば「買った株式の価格に関係なく黒字」です。
資金配分さえ決めて、後は継続すれば勝てる。
枝葉を取れば、グリッド・トレードは継続さえすれば極めて負けにくいトレード方法なのです。
1.家賃(グリッド・トレード利益)に注目する
株式などを購入すると「上がった、下がった」が気になります。
そして、大きなニュースで市場が暴落すると「仕方がない」と損切してしまいます。
でも、投資したのが不動産だったらどうでしょうか?
「今日は値上がりしている!値下がりしている!」と考えるでしょうか?
それよりも「毎月の家賃がいくらか?」に注目するはずです。
不動産を売却するのは「売却価格+家賃総額-購入費用>目標利益」ならいくらでもいいのです。
グリッド・トレードは市場が動いている限り利益が入ってきます。家賃と同じなのです。
購入した株式の価格は気にせず、グリッド・トレードの利益のみを管理すればいいのです。
さらに、株式には配当があります。
ずっと持ち続けてもいい高配当の株式なら買い下がってたくさん持つのもよし、グリッド・トレードの利益が増えてもよし、どちらでも利益はでるのです。
2.高配当株に注目する
「利回り=配当/株価」です。
株価が下落して半分になってしまったら、利回りは倍になります。
もし、5%の利回りの株を買ったあとに株価が半分になったら?
利回り10%になります。
それだけ好利回りだと欲しい人がいるのです。すなわち、株価は上がります。
高配当株のグリッド・トレードは極めてリスクが低いのです。
参 考 「最強のエンジニアになるためのロジカルシンキング投資術」
オフィス
東京都杉並区荻窪
E-mail:contact@engineertext.com
FAX (03-3392-4733)
優先お知らせメール希望はこちら
メール停止は上記メールで「停止」と送付下さい!